第15回 現代音楽舞台研究会(作成中)
【サイレンスダンスの風景美学 ◎ 静けさと佇まいの身体詩 ──── 】
・日時:平成27年11月20日(金)17:00-19:30
・場所:愛知県立芸術大学博士棟 演習室
・テーマ:サイレンスダンスの風景美学 ◎ 静けさと佇まいの身体詩 ────
司会:高山
書記:牛島
◼︎ゲストプロフィール
○タナカアリフミ
演出家/ダンサー サイレンスダンスカンパニー=SILENCE s c a p e主宰。
2000年、静けさと佇まいの身体詩と称される<サイレンスダンス>の活動をはじめる。
立つ・歩く・坐るだけでみせる=【歩く男】、立ち上がることのないダンス作品=【坐る男】など
ダンス定義を変革する作品を発表。健康医学でもスポーツでも取り扱うことのないカラダの感受性に着目している。
近年は、名古屋市、多治見市、長久手市、田原市など文化事業団、教育委員会企画で公演活動、WS、個展活動を行う。
ほかカジュアルな身体論=<紙上のダンス>などがある。
サイレンスダンスの風景美学 ◎ 静けさと佇まいの身体詩 ────
サイレンスダンスでは、
すべてのシーンを絵画として
成立させるよう空間を切り取っている。
身体と空間の関係性を見極めながら
時間設計が同時進行してゆく。
そのなかには、
外光をふくめた光と闇のコントロール
もふくまれている。
なるべく場を操作しないように、
かつ自分の美意識にしたがって空間を設える作業は、
あたりまえ過ぎて
とくべつなこととは感じてはいない。
だが、風景美のつくり方、
光と闇のバランス操作や
愛すべき作家たちの作品などを
紹介させていただく機会をいただいた。
あらためて、脳の襞を白日に晒すことは、
まだ見ぬ作品創作の可能性を
発見できることになるかもしれない・・。
・《7m×9m》の空間について
・人と人とが心地よいと感じる物理的距離感について。
・アリフミさんが影響を受けた映画や写真家などの紹介。
映画監督 ジャック・タチの映像
写真家 の世界観
・作品を作るとき、出演者に求める身体性について。