第16回 現代音楽舞台研究会 (作成中)
テーマ:映像における非線形性
ー映像インスタレーション / パフォーマンスの実践を巡って
ゲスト:伏木啓(映像作家/演出家)
日時:平成28年1月22日(金)17:00-19:15
場所:愛知県立芸術大学博士棟演習室
・伏木啓 プロフィール
映像作家, 演出家。
映像表現を軸に、時間意識や記憶における線形性と非線形性の重なりを主題とした作品を制作している。また、他領域のアーティストともに、特定の場所の歴史的、空間的特徴にアプローチした映像インスタレーションや、複数のメディアを扱ったパフォーマンス作品も制作している。2006年より08年まで、DAAD(ドイツ学術交流会)奨学生としてBauhaus University Weimarに滞在し、作品制作とともに「集合的記憶とメディア」の関係性について研究する。
主な作品:「Sites, Sights, Cites」 (Hyper Cities, 国立ベルリン・ダーレム美術館, ドイツ, 2007), 「aqueduct」 (Singuhr Hoergalerie, ベルリン・ドイツ, 2007) ,「Sites, Sights, Cites III」 (Bauhaus-Bibliothek, ワイマール・ドイツ, 2008),「double-blind」(京都市立芸術大学ギャラリー@kcuaほか, 2013),「waltz」(ARToC10, 中川運河長良橋北側, 名古屋, 2013, 2014, 2015),「wald」(ARToC10, リンナイ株式会社旧部品センター, 名古屋, 2015)など
<関連参考図書>
-ヴィレム・フルッサー「写真の哲学のために」(勁草書房, 1999)
-ヴィレム・フルッサー「テクノコードの誕生」(東京大学出版会, 1997)
-ロラン・バルト「第三の意味」(みすず書房, 1998など)
-ノルベルト・ボルツ「ベンヤミンの美学」(批評空間1994 II-2, 太田出版,1994)
-長谷正人「映画というテクノロジー経験」(青弓社,2010)
-保坂和志「書きあぐねている人のための小説入門」(草思社, 2003)
-長谷川櫂「古池に蛙は飛び込んだか」(花神社,2005)
話題になった文献
-ヴァルター・ベンヤミン「複製技術時代の芸術」(岩波書店,2000など)